しおさいキャンプフィールド ~海とプールを遊びつくす~

しおさいキャンプフィールド 入口 camp

南房総の温暖な気候に位置する「しおさいキャンプフィールド」。標高が低いため、夏は蒸し暑くなることもありますが、秋から冬にかけてのキャンプは特におすすめです。涼しい季節ならではの快適さの中、自然を存分に満喫できます。

10月下旬にもかかわらず例年よりかなり暑く汗ばむ陽気の中、今回は「木もれ陽サイトC3」を利用しましたので詳しくレポします!

海もプールも楽しめて利便性の高いキャンプ場

今回紹介するしおさいキャンプフィールドはこんな方におすすめです。

  • 海もプールも楽しみたい方
    しおさいキャンプフィールドは海岸沿いに位置しているため海まで徒歩数分。さらに敷地内にはホテルに併設されたプールもあります。海で自然を満喫したい方も、プールで手軽に楽しみたい方も、どちらも楽しめますよ!
  • クマの心配がない場所でアウトドアを満喫したい方
    千葉県は関東で唯一クマが生息していない県です。最近は猛暑の影響により全国で人の生活圏内にもクマが出没している状況ですが、千葉県であればその心配はありません。クマに不安を抱える方も、千葉県なら心配せずにアウトドアを満喫できます。
  • 道の駅やスーパー、コンビニが近くにある便利な環境でキャンプしたい方
    道の駅 ローズマリー公園に隣接しています。道の駅にははなまる市場という売店と、「おさかな丼屋とと丸」という海鮮丼のお店があり、滞在中は何度も足を運びました。数キロ圏内にコンビニ、スーパー、ドラッグストアもあり、利便性の良いキャンプ場ですよ!

しおさいキャンプフィールド

基本情報

施設名しおさいキャンプフィールド
住所千葉県南房総市白子2792(道の駅ローズマリー公園 隣り)
電話番号0470-46-4633 (受付時間10:00~18:00)
標高約6m
c/inc/in 13:00、c/out 11:00
しおさいキャンプフィールドの基本情報

アクセス

東京湾アクアラインの木更津金田I.C.から約70km、1時間程度です。

チェックインはセンターハウスで

キャンプ場の入口は、道の駅ローズマリー公園とは異なる入口なので注意してください。入り口から進み突き当たりにあるホテルの駐車場に車を停めて、ホテル内にあるロビーでチェックイン。キャンプ場のルール説明を一通り受けてから車でサイトへ移動します。

ロビーにはいわゆる売店は無く、炭と薪と着火剤が売られているのみです。ですので、営業時間内であれば隣の道の駅ローズマリー公園にあるはなまる市場で買い物をするか、近隣のスーパーやコンビニで買い物をする必要があります。また、ホテルの大浴場も利用でき、大浴場の利用券もロビーの自販機で購入します。

しおさいキャンプフィールド ホテル棟
しおさいキャンプフィールドのホテル棟

キャンプサイトの他にトレーラーハウスとホテル泊も可能

しおさいキャンプフィールドは、テントサイトの他にトレーラーハウスとホテルでも宿泊ができます

テントサイトも、芝生や砂利、日陰の有無、グループキャンプ可or不可、電源ありorなし、キャンピングカー用など、細かく分かれていて用途に応じてぴったりのテントサイトを自分で選ぶことができます

夜22時から朝7時はクワイエット・アワーとされていて、談笑禁止、強い照明は禁止などのルールが決められています。

夜や早朝は静かに過ごしたいので、このようにルールとして明記されているとありがたいですよね!

しおさいキャンプフィールド 場内マップ
しおさいキャンプフィールド マップより引用

木もれ陽サイトC3

今回は木もれ陽が気持ちいい雑木林の中に位置する「木もれ陽サイトC3」を利用しました。場所は比較的ホテルに近い場所でした。木もれ陽サイトはC1〜C3の3区画で、広さは8m×10mです、ツールームテントを張ってもお隣さんとの距離は十分に空いていてストレスはありません。また、サイト名の通り、サイト全体を木が囲んでおり、サイト内にも背の高い木があるため、木陰ができて快適に過ごせます。ただし、C3はやや中央よりに木があるため、ツールームテントとタープを併用する場合は少し場所に制約があります。

キャンプ場が海辺にあるため標高が低く、夏に利用する際は熱さが厳しいですが、木もれ陽サイトであればタープなしでもある程度日を遮るため夏でも良さそうです。また、肌寒くなる11月や12月はちょうど過ごしやすい気温になるためおすすめです。

しおさいキャンプフィールドの木もれ陽サイトC
しおさいキャンプフィールドの木もれ陽サイトC1

地面は草が生えている箇所と土が露出している箇所が半々です。

チェックイン時に「木もれ陽サイトであれば、C1〜C3どちらでも良いです。」と言われたため、予約に空きがあれば宿泊客が同一サイト内であれば好きな場所を選べるのかもしれません。

しおさいキャンプフィールド 木もれ陽サイト C1とC2は隣接している

アクティビティ

三島海岸

キャンプ場から県道を挟んだところに海岸に続く道があり、そこから2~3分程度で三島海岸に着きます。海岸前の県道は見晴らしの良い直線で、行きかう車はかなり速度を出しています。小さなお子様をお連れの方は十分注意してくださいね!今回はタイミングが合わず海には行きませんでしたが、次回来た時にはぜひ行きたいと思います!

三島海岸への道
三島海岸への道

プール

敷地内にはホテル付属のプールもあり、キャンプ利用者も無料で使うことができます。プールは夏季限定オープンですので、HPで確認してくださいね。午後だけでなく、朝もオープンしてくれます。私が行ったのは10月なので残念ながらオープンしてませんでした。我が家は夏はキャンプをしないため利用する機会は残念ながらないと思いますが、暑い夏にプールがあるというのは良いですよね!

しおさいキャンプフィールドのプール
しおさいキャンプフィールドのプール

キャンプ場内設備

売店

キャンプ場内に専用の売店はなく、ロビーで薪や炭、着火剤が販売されているのみです。また、隣接する道の駅も地元産品やお土産が中心のラインナップとなっていて、バーベキューの食材や基本的な調味料などはありません。そのため、キャンプに必要な食材や日用品は、事前に周辺のスーパーやドラッグストアで揃えておくのがおすすめです。

しおさいキャンプフィールド 炭

炊事場

炊事場はホテル横とハナレサイト近くの2か所に設置されています。木もれ陽サイトから一番近いのは、ホテル横の炊事場です。この炊事場には給湯器があり、お湯が出る仕様のようですが、私が利用した際にはお湯は出ませんでした。真ん中の大きなボタンを押すと、内部で火がつくような音や振動が感じられたものの、待ってもお湯は出てこない状況でした。

しおさいキャンプフィールドの炊事場
しおさいキャンプフィールドの炊事場

キャンプ場には珍しく、生ごみ専用のゴミ箱が設置されています。こうした配慮はとてもありがたいですね。

トイレ

トイレはホテル内、プールサイド、ハナレサイト横、そして隣接する道の駅の4か所にあります。ただし、ホテル内のトイレは21時で閉まってしまい、プールサイドのトイレは夜中に利用するには少し勇気が必要です。道の駅のトイレも利用可能ですが、キャンプ場の外にあるため防犯面で不安を感じるかもしれません。そのため、サイトによっては少し離れてしまいますが、夜間の利用にはハナレサイト横のトイレが最も安心で便利だと思います

お風呂

ホテルの大浴場(有料)を使うことができます。料金は大人800円、小人500円。受付横の自販機でチケットを購入します。良心的な値段で手ぬぐい&歯ブラシセット(たしか200円)が売っているのでそちらを利用してもよいと思います。16:00~22:00(最終受付21:30)です。ホテルの大浴場は、洗い場は8つ、湯舟は比較的小さめです。露天風呂はありません。また、場内には24時間開いているコイン式のシャワーもあります。

しおさいキャンプフィールド ロビー
しおさいキャンプフィールド ラウンジ

ロビー横に自由に使用できるラウンジがあるため、男女でお風呂後の待ち合わせをする際に便利ですよ!

焚火

直火禁止で、焚火台を使用すればOKです。

ごみステーション

ごみステーションはホテルの玄関の脇にあります。焚火の灰もごみステーションに用意されているドラム缶に捨てます。

しおさいキャンプフィールドのゴミステーション
しおさいキャンプフィールドのゴミステーション

周辺の観光ポイント

マザー牧場:コキア畑

マザー牧場のひつじショー
マザー牧場のひつじショー

しおさいキャンプフィールドから45km、60分程度です。
昨年から我が家にコキアブームが起きており、今回のキャンプの2つめの目的は「マザー牧場の赤く色づいたコキアを見る」でした。マザー牧場にもコキア畑があり、10月中旬にコキアが赤く色付きます。マザー牧場は入場口がまきばゲートと山の上ゲートの2箇所あり、花の大斜面・東のコキア畑を見るのであればまきばゲートからが近くておすすめです。他にも、羊のショーや牧羊犬のショーがあります。

マザー牧場のコキア
マザー牧場のコキア

売店でマザー牧場で作られたチーズやウインナーを購入して、キャンプ場で食べました。私が購入したのは海草入りのウインナー。海草の風味が感じられ、ここでしか見たことがないです。おすすめです!

マザー牧場エントランス
マザー牧場エントランス

鴨川シーワールド

今回は訪ねていませんが、千葉県を代表する観光スポットといえば、「マザー牧場」と並んで名高い鴨川シーワールド。その中でも特に有名なのが、迫力満点のシャチのショーです!

鴨川シーワールド シャチショー
鴨川シーワールド シャチショー

道の駅 ローズマリー公園

道の駅 ローズマリー公園は、しおさいキャンプフィールドの隣にあります。園内には、地元の特産品が揃う「はなまる市場」、新鮮な海の幸を堪能できる「おさかな丼屋とと丸」、そして教会を思わせる美しい建物や季節の花々が彩る花畑があります。

道の駅 ローズマリー公園のはなまる市場
道の駅 ローズマリー公園のはなまる市場

「はなまる市場」には、南房総の海産物や新鮮な果物、野菜、手土産品が並んでいます。フルーツやウインナー、チーズ、地元のクラフトビールなども販売されており、キャンプの途中に寄れば、必要な食材やお酒を調達することができます。特にキャンプ中に車を使えない場合でも、テントサイトから徒歩数分の場所に豊富な選択肢が揃っているのは嬉しいポイントです。

また、海鮮丼のお店「おさかな丼屋とと丸」には、数量限定でお得なまぐろ丼と本日の海鮮ユッケ丼があります。私が訪れた土曜日の14時にはまだどちらも提供があり、ボリュームも味も大満足でした。特に海鮮ユッケ丼は、口の中でとろける新鮮な魚と特製のタレが絶品で、思わず翌日も訪れるほど気に入りました。しかし、日曜日は来場者が多いためか、13時の時点で売り切れていたので、早めの訪問がおすすめです。また、店内では濃厚な出汁を提供しており、丼にかけてお茶漬け風に楽しむこともできます!

数量限定のマグロ丼と海鮮ユッケ丼
数量限定のマグロ丼と海鮮ユッケ丼
濃厚魚介出汁
濃厚魚介出汁

濃厚魚介出汁をかけていただく海鮮丼はもはや海鮮丼の枠を超えています!近くに住んでいれば月一で通いたいほどの逸品です!

道の駅 WA・O!

道の駅WA・O!には、目を引く巨大なクジラの骨が展示されています。捕鯨に関する展示コーナーもあり、クジラの生態や歴史について学ぶことができます。その中には、驚きの展示物としてクジラの○んこも!ユニークで印象的な展示が楽しめるスポットです。

道の駅 WA・O!の鯨骨格
道の駅 WA・O!の鯨骨格

お土産の売店やレストランも併設されています。売店ですごくかわいいアクセサリーがあり、家族で気に入ってしまい3つも購入してしまいました。調べてみてもお店はもたれていないようで、もしかしたらこの道の駅でしか購入できないかもしれません。スマホにつけたり、カギにつけたりと、かなり気に入って使用しています!

まとめ:秋冬キャンプにおすすめ!

南房総の温暖な気候に位置する「しおさいキャンプフィールド」。標高が低いため、夏は蒸し暑くなることもありますが、秋から冬にかけてのキャンプは特におすすめです。涼しい季節ならではの快適さの中、自然を存分に満喫できます。

しおさいキャンプフィールドの魅力は立地の良さ。海遊びが楽しめるのはもちろん、「マザー牧場」や「鴨川シーワールド」といった千葉の人気観光スポットも近くにあります。キャンプと観光を組み合わせれば、充実したアウトドア体験が待っています!

自然の中でのんびり過ごすもよし、アクティブに遊び尽くすもよし。南房総の魅力を欲張りに楽しめるキャンプ場として、ぜひ訪れてみてください!

千葉県の館山エリアにあるキャンプ場の多くは、最寄りのコンビニやスーパーまで車で約10分かかる場所が多い中、しおさいキャンプフィールドはその利便性の高さが際立っています。道の駅に隣接しており、車で5分以内の距離にはスーパーやコンビニもあります。

しおさいキャンプフィールドから少し南に行くとあるキャンプ マナビスもおすすめのキャンプ場です!ぜひご覧ください。↓↓↓

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